ピアノの上達にはご自宅での練習が必須となりますので、ぜひ楽器をご用意ください。
続くか心配でしたらはじめの数ヵ月は安価なキーボードでも構いません。
習い初めに練習習慣をつけることが大切ですので、レッスン開始前のご用意をおすすめします。

アコースティックピアノと電子ピアノでは発音の仕組みが異なります。
アコースティックピアノは鍵盤を押すとその先のハンマーが弦を打って音が出ます。
その作りは大変複雑で、微妙なタッチの違いにより様々な音色を作り出すことができます。
また打たれた弦以外も共鳴し、奥行きのある豊かな響きとなります。
一方電子ピアノは鍵盤が発音のスイッチとなり、押すと予め録音された音が出る仕組みのため、自身で音色を作り出すことはできません。
レッスンではアコースティックピアノを弾くための奏法を学びますので、ご自宅が電子ピアノの場合再現性がなく物足りなさを感じたり表現の幅を狭めてしまう恐れがあります。
そのため、選択肢にあるのであればアコースティックピアノをおすすめします。
ただ練習できる環境や時間帯など、ご家庭によりご事情は様々だと思いますので、それぞれにご都合のよいものをお選びください。

まずは練習量より習慣をつけることが大切です。
最初から長時間の練習をしてしまうと、子供はピアノが嫌いになってしまったり、大人は腱鞘炎になっしまったりしますので、10分程度からはじめてまずはレッスンと同じ1日30分を目標にしてみてはいかがでしょう。
あとはピアノを弾く目的や目指すレベル、興味の度合いなどによっても違いますのでそれぞれに合う練習量や練習法で継続していただければと思います。

決まりはありませんが、小さなお子さまにとってレッスンの内容を把握し練習に繋げることは難しいため、状況が許すなら小学校低学年くらいまでは付き添いされることをおすすめします。
レッスンの振り返りや、練習メニューを考えるなどサポートしていただけると上達の助けになります。
ピアノの経験がなく不安でしたらお子さまと一緒にピアノの前に座ってレッスンに参加してみてください。
ピアノの楽しさも難しさも一緒に感じていただけたら、きっとお子さまの励みになると思います♪

発表会について特定の決まりは設けていませんが、現在年２回ほど人前で演奏する機会を設けています。
あまり大々的なものではなく、弾きたい人が弾きたい曲で気楽に参加できるようなアットホームなコンサートを開催しています。

園や学校の年間行事など特別な事情を除き、対面での振替はできませんが、動画を送っていただければ添削してアドバイスや次回の課題をお返しいたします。